macOS

macOS 10.15 Catalina セットアップメモ

投稿日:2020年5月25日 更新日:

macOS 10.15 Catalina を新規にセットアップしたのでその際のメモ。
ヒマを見て少しずつセットアップを進めていくので、当面更新を続ける予定。

セットアップしたマシン

オフィスが増えたため、以下の iMac を増設した。

  • iMac Retina 5K, 27", Early 2019
  • CPU: Intel Core i9-9900K (8C16T, MaxTurbo 5.0GHz)
  • Memory: DDR4-2667 16GB x4
  • GPU: AMD Radeon Pro 580X 8GB
  • Storage: Apple SSD 1TB (NVMe)
  • OS: macOS 10.15 Catalina

 

用途, 使い方, セットアップ方針など

長らくほぼ全て Mac と Linux で閉じた環境でやってきた。
ノートのMacBook(Pro, Air)系を母艦に、デスクトップやサーバーは Linux を利用。
Windows を使うのは FPGA 関係の作業をする時だけ? という感じでした。

最近、周辺環境が変わり、MS Office系を触る頻度とウェイトが増えたこと、
また Microsoft のトップが変わり、オープンソース系との関わり方が変わってきたこと、
Windows, macOS, Linux のクロスプラットフォームな環境が次第に整ってきたことなどから、
Windows でもいろいろ各種作業ができるのでは無いかと思いつつある。
しかし、Windows のメール環境だけは、まだ納得できる環境が見つけられていない。。。
Windows Server 2019 等も運用・管理しているけれど、
サーバー用途は自分の出自も相まってやっぱり Linux 系かなという感じ。

大昔は Windows 上で各種フリーソフトを駆使して、色々カスタマイズして使い勝手を担保してた時期もありますが、
上記のような背景もあり、最近はOSネイティブ、或いは特定OS専用のアプリケーションよりも、
クロスプラットフォーム, OSS なアプリケーションを好む傾向があるかもしれない。

Mac はほぼずーっとノートPC(MacBook系)を使用。
これまでは基本的に移行アシスタントを使って延々と乗り換えてきたので、
macOS で新規環境を一から作るのは相当に久しぶり。
多分 PowerBook G4 のディスクが不調で、急遽 "新 Intel-Mac" な MacBook に乗り換えて以来ではないか。

そんな「秘伝のタレ」のように使い込んできた macOS 環境 (MacBookPro, 10.14 Mojave) があるのだが、
Catalina からは zsh標準化, TimeMachineアップデート, 32bit 環境が動かなくなるなど、少し "飛び" があるようなので、
長年使い込んだ秘伝のツボを掃除するべく、新規環境としてセットアップしてみることにした。

セットアップ

App Store からインストール

  • OneNote
  • Evernote
  • Microsoft Remote Desktop 10
  • CotEditor
  • Xcode
    $ $ xcode-select --install
  • Slack
  • Cinebench (R20)
  • The Unarchiver

 

各種アプリケーション

App Store 経由ではなく、個別インストールしたものなどと、その設定。

  • Mail
  • MS Office
  • Chromium, Edge (ublock origin, eversync)
  • Dropbox
  • Dynalist
  • AppCleaner
  • XQuartz
  • zoom.us
  • Barrier
  • MacTex (TeXShop, LaTeXiTなど): ハマり所あり。別記事参照。
  • FUSE for macOS, SSHFS
    Macfusion は 64bit版を持ってきたけど、上手く動かなかった。 Catalina用は?
  • Nextcloud
  • Homebrew
    ~/local/homebrew 以下に入れる。
    $ mkdir homebrew && curl -L https://github.com/Homebrew/brew/tarball/master | tar xz --strip 1 -C homebrew
    PATH, MANPATH, HOMEBREW_NO_ANALYTICS の設定
  • iStatMenus
    $ brew cask install istat-menus
  • TimeMachineEditor
  • Visual Studio Code
  • MacPorts

 

システム環境設定

  • トラックパッド: タップでクリック、軌跡の速さ
  • マウス: 軌跡の速さ, スクロールの速さ
  • キーボード
    入力ソース: カタカナを外す, CapsLock で英字入力と切替
    ショートカット:
    入力ソースとSpotlight を入替(Cmd/Ctrl+Space)
    キーボード/次のウィンドウを操作対象にする(Cmd+`)
    アプリケーション/XQuartz/ウインドウを循環(Cmd+`)
  • 共有: リモートログイン, 画面共有
  • ネットワーク: 検索ドメインなど
  • Dock: 書類は常にタブに, 最近使ったアプリケーションを非表示

 

zsh 対応

ターミナルのデフォルトのシェルが bash から zsh に変わった。
bash も引き続き使えるとは思うが、今後も続くと思うので zsh で運用してみる。
# 私は zsh は初めて触るシロウト。

  • .zshrc への既存設定移植(環境変数, エイリアスなど)
  • 補完機能の設定
  • 履歴機能の設定
  • プロンプトの設定

個々の詳細は別途掲載予定。

TimeMachine

macOS 10.15 Catalina から TimeMachine がアップデートされた。
10.14 Mojave 以前から更新すると、既存のバックアップイメージも更新され、
(*.sparsebundle → *.backupbundle)
古い環境からこのバックアップイメージは見えなくなる。

拡張子を元に戻すと、既存環境からでも使えるようだが、
バックアップという性格も考慮して、一部旧形式を踏襲しているものの、
基本的にアップグレードして別物になったと思って扱ったほうがよい。

今回私は新規環境として作り直しているので、既存バックアップイメージとは別に、
新たなバックアップを作成した。

ssh/sshd

  • .ssh/authorized_keys
  • /etc/ssh/sshd_config: PasswordAuthentication, ChallengeResponseAuthentication, X11Forwarding
    (Port は変えられない?)

 

32bitバイナリ動作不可、及び対応

ramdisk

Mojave までは 'Make RAM Disk' を使って、ログイン時に ramdisk を作り、
ブラウザキャッシュや(一時)ダウンロードなどを全て ramdisk 上に置いている。

ところがこの 'Make RAM Disk' が 32bit バイナリで Catalina上で動かない。
変わりに diskutil コマンドを使って ramdisk を作成する。

これをターミナルから実行すると、RamDisk という名前で 512MB の ramdisk が作成、マウントされる。
> 既知の(従来環境との違い、私にとっての)問題点

  • '.RamDisk' という名前にできない
  • 恐らくそれが原因で、ramdisk がデスクトップに表示されてしまう

[2021/02 追記] 自分でビルドする

公式でソースコードが公開されているので、持ってきて自分でビルドする。
SDK が随分古い 10.4 に固定されているので、現行の macOS 用に変えるだけでビルドできた。
Xcode での開発経験が無い私でも、適当でどうにかなった。
以前と同様に動作し、上記の問題点も解消されご満悦。

benchmark

  • CINEBENCH R15 が「このアプリケーションは実行できません」と言って、動かない
    実行バイナリに実行権限を追加する

CINEBENCH R11.5, GeekBench3以前は 32bitバイナリのため起動しない。

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